防災や応急処置を身近に捉えてもらおうと、南あわじ市・八木地区の市民グループが、同市八木鳥井の八木地区公民館で防災イベントを開いた。同地区の住民約20人が参加し、心臓マッサージや止血を実践。水や湯があれば食べられる非常食「アルファ化米」の試食もあり、参加者は楽しみながらいざという時の対応に理解を深めた。(荻野俊太郎)
同地区の防災士や住民らでつくるグループ「てくてくやぎ」が初めて開いた。
同グループは、地元の防災意識を高めようと、防災士の資格を持つ住民らで2022年に結成。地域のイベントでブースを出したり、小学校の授業で防災の話をしたりして啓発に力を入れてきた。