親友が書いてくれた歌詞やイラストを手にする熊木ルミさん(左)とライアーを持つ姉の石田エリさん=小野市役所
親友が書いてくれた歌詞やイラストを手にする熊木ルミさん(左)とライアーを持つ姉の石田エリさん=小野市役所

 「学校は失敗するところ 何度でもやり直せる」。北播磨地域の現役教師が自作の詩を伸びやかな声で歌い、学校に行きづらい子どもたちや、その対応に悩む保護者らを励まし、共感の輪を広げている。不登校や発達障害の子どもや保護者の心に寄り添い、優しく歌いかける。「大丈夫。そのままでいいんだよ」と。(坂本 勝)