水泳の世界選手権男子高飛び込み決勝で1回目の演技を終えた玉井陸斗=22日、福岡県総合プール
水泳の世界選手権男子高飛び込み決勝で1回目の演技を終えた玉井陸斗=22日、福岡県総合プール

 腰の痛みに耐えて1本目の演技をやり遂げ、上位12人に与えられるパリ五輪への切符はつかみ取った。水泳の世界選手権第9日は22日、福岡県総合プールなどで行われ、男子高飛び込み決勝に臨んだ須磨学園高2年、玉井陸斗(JSS宝塚)は無念の途中棄権。昨年の同選手権で銀メダルを獲得した大器は、悔しさをばねに「パリでは必ずメダルを」と本領発揮を誓う。