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松本憲三さんによる謡曲「高砂」稽古動画の一場面
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松本憲三さんによる謡曲「高砂」稽古動画の一場面

 新型コロナウイルス感染拡大の収束が見通せない中、結婚式など祝いの席で披露されてきた謡曲「高砂」を個人で練習してもらうため、兵庫県高砂市はポイントなどを解説した動画を作成し、市ホームページで公開している。「謡曲合唱団たかさご ゆずり葉の会」代表の松本憲三さんが、朗々とした謡い声とともに指導してくれる。

 高砂の発祥とされる謡曲「高砂」は、夫婦愛や長寿が主題。同市は毎年春に松本さんを講師に迎え、「高砂文化教室『高砂学』-え~とこ、ぎょうさん!たかさご-謡曲編」を開き、受講生らは5月に高砂神社境内である「尉姥祭(じょうばさい)」で合唱を披露してきた。

 2020年度はコロナ禍で教室開催を見送ったが、少しでも普及につなげようと、自宅でも取り組める稽古動画を作成した。

 動画には松本さんが羽織はかま姿で登場。謡い方の注意点として「祝言の曲なので、はつらつと明るい声で」「語尾ははっきりと尻上がりに」と説明する。濁点が付く「か行」は、「んが」など鼻にかかったように発音する鼻濁音とし、松本さんの後に続いて一節ずつ謡えるように編集した。

 謡い方以外に、「室町時代に世阿弥(ぜあみ)が作った謡曲」「幸せを約束する住吉の神さまのご降臨を願う意味合いが含まれる」などのエピソードも紹介している。

 動画は10分30秒。市文化スポーツ課は「高砂が誇る昔からのおめでたい曲を、謡って明るい気持ちになって」とする。(若林幹夫)

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