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水揚げされたイカナゴのシンコ=明石港
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水揚げされたイカナゴのシンコ=明石港
甲板で氷と海水によるシンコの洗浄作業が進められた=明石沖
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甲板で氷と海水によるシンコの洗浄作業が進められた=明石沖

 播磨灘でシーズンを迎えたイカナゴのシンコ(稚魚)漁に、兵庫県の東播地域では、高砂市の伊保漁業協同組合に所属する漁師が取り組んでいる。記録的な不漁だった昨年に比べると出足は順調だが、港では8日、1キロ数千円で競り落とされた。春の訪れを告げる旬の味覚は今年も“高根の花”となりそうだ。(若林幹夫)

 シンコ漁は2隻が網を引いて行う。6日に解禁され、日曜を挟んで2日目の8日、辺りがまだ真っ暗な午前4時半ごろから、伊保漁協の網船12隻と運搬船4隻が明石沖へと向かった。漁場には他の港から出た漁船を含め数十隻が集まった。日の出前の午前6時すぎ、次々と網が海へと投げ入れられた。

 同漁協組合長の高谷繁喜さん(73)の運搬船「早高丸」は、午前8時すぎに最初の網を引き揚げた。体長4センチ前後の半透明の稚魚が勢いよく飛び跳ねたが、25キロのかごに2かご分。6日はもっと多かっただけに、「網を揚げてみんと分からんもんや」と渋い表情を見せる。すぐに明石港に運び込み、再び沖を目指した。

 魚群探知機をにらみながら無線で網船と連絡を取り合う途中、港で1かご11万円の値が付いたと連絡が入る。漁終了の午前10時ぎりぎりに揚げた最後の網は5かご分がかかった。競りは時間が早いほど高値で取引される。船は港へと急ぐ。甲板では、漁師2人がシンコと別の魚を仕分ける作業を慌ただしく進めた。

 高谷さんは「去年よりいいけど、まだ少ない。他の漁場ではもっと取れているので、次からに期待したい」と巻き返しを狙った。

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