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コッペパンサンドのキッチンカー「母とむすめ」を営む(左から)山本千代香さん、長女濱尻世莉果さん、次女山本エリナさん、三女さとさん=加古川市志方町原
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コッペパンサンドのキッチンカー「母とむすめ」を営む(左から)山本千代香さん、長女濱尻世莉果さん、次女山本エリナさん、三女さとさん=加古川市志方町原
牛ヘレカツやだし巻き卵など多彩な具材を挟んだコッペパンサンド=加古川市志方町原
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牛ヘレカツやだし巻き卵など多彩な具材を挟んだコッペパンサンド=加古川市志方町原

 「国産牛ヘレカツ」「三田ポークカツ」などのコッペパンサンドのキッチンカーが13日、兵庫県加古川市志方町原の県道沿いにオープンした。創業約60年の靴下加工場を家族で営む女性が、新型コロナウイルス感染拡大による販売減、家族の闘病など苦難が重なる中、前を向こうと始めた新事業だ。3人の娘と一緒に立つ店名は「母とむすめ」とした。(若林幹夫)

 女性は山本千代香さん(46)。靴下加工場は夫、学さん(52)の父の代から続くが、コロナ禍で小売店の販売が減り、2年前の取引先の倒産もあって売り上げは半分以下になった。さらに、肺がんを患って自宅療養していた義母朝子さんが昨年8月に80歳で亡くなり、同9月には学さんも同じ病気で手術を受けた。

 千代香さんは環境の激変に「心が折れそうになった」と振り返る。そんな中、長女の濱尻世莉果さん(25)が、パン好きの千代香さんに「いい食材を使って、ぜいたくな商品を作ってみては」とコッペパンサンドを提案。地元・志方町の食肉卸業者などから食材を仕入れ、挑戦することにした。

 肉の小売や焼き肉店を営む「エフコック」の国産牛ヘレカツのコッペパン(税込み650円)は食べ応え十分。ほかにも「大浦ミート」の三田ポーク、「大福精肉店」のチキンなどの具材があり、志方町の鶏卵メーカー「セーラー」の卵はだし巻き卵にした。パンは播磨町のパン店「ブランカブランカ」に特注し、肉に合うように生地に玄米を練り込んだ。

 「キッチンカーでいろんな人と出会い、頑張っていることを伝えたい」と千代香さん。大学生の次女エリナさん(21)、三女さとさん(19)も手伝う。

 当面は毎週土日曜午前11時から、県道神戸加古川姫路線「原西交差点」北側で販売。出店場所提供の協力も募っている。

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