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園のシンボルのポプラなどを保護者が描いた絵=西神吉幼稚園
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園のシンボルのポプラなどを保護者が描いた絵=西神吉幼稚園
子どもたちが下描きして、保護者が仕上げた水中の生き物=西神吉幼稚園
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子どもたちが下描きして、保護者が仕上げた水中の生き物=西神吉幼稚園

 兵庫県加古川市立西神吉幼稚園(同市西神吉町西村)の園児と保護者が、19日の卒園式を前に力を合わせ、園舎の外壁に園歌にも登場するポプラの大木をはじめ、青い鳥やリス、魚などを描いた。かわいらしいデザインが壁面いっぱいに広がり、近くの住民や通り掛かった人を楽しませている。(笠原次郎)

 壁に絵を描く作業は4年がかりだった。2017年、壁が黒ずんでいたため、まずPTAの役員と園長が壁を薄いクリーム色で塗り直した。経営者の妻がかつてPTA役員を務めていた塗装業者に、指導を依頼。無料で道具も借り、1カ月で仕上げた。その上に絵を描く予定だったが、費用などの理由でいったん立ち消えになった。

 同園では昨年以降、新型コロナウイルス感染拡大で、運動会など行事の規模を縮小した。そんな中、「園児の心に残るものを増やしたい」と、坂上加奈恵園長が同11月、壁に絵を描く計画をPTAに提案。17年に続いて会長を務める佐藤明子さん=同市西神吉町岸=ら役員が快諾し、再び動きだした。

 園舎東側の壁(高さ4・4メートル、幅6・4メートル)のデザインは保護者が考えた。園のシンボルでもあるポプラの大木を中心に据え、鮮やかな虹も架けた。園歌の冒頭で「高い高いポプラの木」と歌われる部分を楽譜に起こし、立て看板風にして描いた。園舎北側に連なる窓の下には東西約44メートルにわたり、園児が下描きしたザリガニやカメ、魚などの絵を保護者が仕上げた。

 同園は10年ほど前には約60人の園児が通っていたが、現在は22人。19日にはうち13人が園舎から巣立ち、4月からは新入園児らを含めて15人に減ってしまう。

 佐藤さんは「ここに幼稚園があるのを知らない人もいると思う。壁の絵が、園児が楽しく過ごしていることを知ってもらうきっかけになればうれしい」と話す。

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