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新たに植えたミカンの木の根元に土をかぶせる園児=加古川市立加古川幼稚園
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新たに植えたミカンの木の根元に土をかぶせる園児=加古川市立加古川幼稚園

 兵庫県加古川市立加古川幼稚園(同市加古川町木村)が2020年度に開園110周年を迎えたことを記念し、子どもたちが園庭の端に、ミカンの苗木を新たに植えた。同園は、かんきつ類の木を好むアゲハチョウの観察を通して、園児の探究心を養う活動に取り組んでおり、今年1月には外部の団体から高い評価を得た。園児56人は「大きくなあれ」と声を掛けながら、苗木の根元に土をかぶせた。(門田晋一)

 同園は1910(明治43)年に私立加古川幼稚園として発足。旧加古川町立幼稚園を経て市制施行に伴い、50(昭和25)年に市立幼稚園となった。現園舎の遊戯室前には、既にミカンの木が1本植わっている。毎年、その葉にアゲハチョウが卵を産み落とし、卵から成長する過程が見られる。

 昨年6月、3人の園児が自発的に観察し始めた。用務員にチョウが飛んでくる場所を聞いて待ち伏せしたり、なぜ幼稚園に飛んでくるのかを考えたり。好奇心が他の園児にも広がり、園内で見つけた虫を地図に書き込み、園外に出てセミが好む木を調べるなどの活動につながった。教職員は子どもたちの様子を論文にまとめ、ソニー教育財団(東京)の「ソニー幼児教育支援プログラム」に応募。優良園に選ばれた。

 記念植樹では、子どもたちがミカンと保護者から贈られたレモンの木の根元に、優しく土をかけた。

 同園は19日に卒園式を迎える。卒園する年長の男児(6)は「アゲハチョウがたくさん来るように、大切に育ててほしい」と在園児に思いを託した。

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