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超音波を出す猫よけ器(手前)とスプレーを噴射するタイプ=高砂市役所
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超音波を出す猫よけ器(手前)とスプレーを噴射するタイプ=高砂市役所

 兵庫県高砂市は、猫のふん尿に対する苦情の増加を受け、6月1日から「猫よけ器」を市民に無料で貸し出す。超音波を出すタイプ5台とスプレーを噴射するタイプ9台で、いずれも人体には無害だという。

 野良猫の数を抑えるため、捕獲後に不妊・去勢手術を施してから戻す「地域猫」の取り組みが都市部を中心に広がっているが、高砂市内では浸透していないという。増え続けた結果、ふん尿への苦情も3年ほど前から増加し、現在は毎月10件ほどが市に寄せられる。市内の動物病院でつくる「東播開業獣医師会高砂支部」が住宅の庭などに侵入させないよう、市に猫よけ器を寄贈した。

 超音波を出すタイプは高さ約22センチ、猫を抽象化した形で、猫の体温を感知する赤外線センサーが6メートル先までカバー。人間には聞こえない不規則な超音波をスピーカーから出す。スプレー型は高さ約25センチの円筒形で、同じく赤外線センサーで猫の動きを3メートル先まで感知し、2メートル先まで猫が嫌がるガスを噴射する。

 貸し出しは市環境政策課で受け付け、運転免許証など住所が確認できるものが必要。期間は超音波型が15日以内で、スプレー型は30日以内。利用者は乾電池を用意し、スプレー型は千円程度の専用スプレーを購入する。両タイプとも数千円で市販され、試用後、気に入れば購入してもらう。

 市は、ふん尿の被害を根本から減らすには地域猫を増やす必要があるとみており、同課の栗林広知(ひろとも)課長は「地域猫の取り組みを今後、検討していきたい」とする。同課TEL079・443・9029

(笠原次郎)

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