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通学路で児童の安全を見守るみゆ=高砂市緑丘1
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通学路で児童の安全を見守るみゆ=高砂市緑丘1

 交通安全のため、高砂市立荒井小学校(兵庫県高砂市荒井町東本町)の通学路で毎朝、1年以上にわたって児童を見守り続ける柴犬がいる。雌の5歳で、名前は「みゆ」。飼い主で民生委員・児童委員の宮本淳子さん(59)=同市=と一緒だ。つぶらな瞳と穏やかな性格が特長で、子どもたちにかわいがられている。(千葉翔大)

 宮本さんはボランティアとして3年間ほど、みゆを散歩させながら近隣の子どもたちを認定こども園に送った。その園児が小学校に進んだのを機に、同市緑丘1の通学路で、信号機のない横断歩道を渡る児童の見守りを始めた。午前7時半から20~30分間、みゆは集団登校の列をじっと見詰め、声を掛けられることも。子どもたちが放課後に自宅に会いに来たり、休日には散歩に付き添ったりと交流は広がっている。

 約4年前には首輪が外れ、宮本さんがその姿を見失ったことがある。だが約10分後、みゆのお気に入りの公園に行くと、水道の蛇口にかぶりつく姿を発見。逃げようともせず、無邪気に水を飲もうとする姿に、宮本さんは「そういう犬なのよ。憎めないでしょう」と目を細める。

 高砂署の森本成治(しげはる)署長は、署員が撮影したみゆの写真を見せてもらったという。「かわいらしい姿が印象的で、人懐っこい性格が伝わってきた」と目尻を下げ、「子どもたちの安全を見守ってくれるのは、何より心強い」と太鼓判を押す。

 最近、みゆの姿を見て、近所の別の犬も見守りに加わった。宮本さんは「特に1年生は不安なことも多いはず。みゆたちと触れ合うことで、学校に行く楽しみが生まれればうれしい」と話す。

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