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人気企画「日の出自炊女子部」で取り上げたレシピと、担当の浅間桃子さん=稲美町蛸草、キング醸造
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人気企画「日の出自炊女子部」で取り上げたレシピと、担当の浅間桃子さん=稲美町蛸草、キング醸造

 料理初心者にみりんや料理酒とレシピを届け、料理に挑戦してもらう調味料メーカー「キング醸造」(兵庫県稲美町蛸草)の企画が、人気を集めている。菓子などに幅広く使えるみりん類の生かし方やこつを伝授。作った料理の写真は写真共有アプリ「インスタグラム」に、企画名称の「#日の出自炊女子部」と付けて投稿してもらう。20~30代の女性を中心に約600人が参加し、集まった写真は半年間で千件を超えた。(若林幹夫)

 同社は日の出みりんで知られる。企画は1月、働く女性向けに情報発信する総合サイト「マイナビウーマン」を通じ、1期生300人を募集。3回に分けて商品とレシピ4点ずつを送った。

 初回は短時間で作れるメニュー。焼きそばは料理酒を絡ませると麺が固まらなくなることや、アルコール1%未満のみりん風調味料で簡単に作れるフレンチトーストなどを紹介した。2回目は残った野菜を使い切る方法、3回目は本みりんと純米料理酒の「黄金比」と徐々にレベルアップしていった。

 参加者からは彩り豊かな野菜を使ったインスタ映えする写真が次々と寄せられ、新婚や1人暮らしを始めた女性の上達ぶりが伝わってきた。また、参加者同士が感想を送り合うなどつながりが生まれ、みりん風調味料を使った創作菓子の投稿もあった。

 同社によると、近年は単品で簡単に味付けできる調味料の普及で、みりんや料理酒の需要は減少。自社商品をアピールする料理教室も、新型コロナウイルス禍で自粛に追い込まれた。一方で自宅にいる時間が長くなり、家庭での調味料消費が伸びたことに着目。若い世代が料理を始める機会に、基礎調味料の使い方を覚えてもらおうと、今回の企画を始めた。

 1期生も抽選だったが、4月に2期生を募ると、定員を大幅に上回る約1800人の応募があった。来年に向けて3期生募集も計画するが、男性からの参加希望も寄せられているという。企画を担当する浅間桃子さん(25)は「みりんや料理酒に『こんな使い方あったんだ』と知って、使うきっかけにしてもらえれば。それが日の出の商品ならうれしいけど、まずは料理を楽しんでほしい」と話している。

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