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復刊ドットコムから復刊された「はりま陰陽師紀行」(播磨学研究所編)
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復刊ドットコムから復刊された「はりま陰陽師紀行」(播磨学研究所編)
スマホゲーム「Fate/GrandOrder」の蘆屋道満(c)TYPE‐MOON/FGOPROJECT
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スマホゲーム「Fate/GrandOrder」の蘆屋道満(c)TYPE‐MOON/FGOPROJECT

 蘆屋道満(あしやどうまん)ら兵庫県播磨地域の陰陽師(おんみょうじ)の歴史や伝承などをテーマにした書籍「はりま陰陽師紀行」(播磨学研究所編、復刊ドットコム)が復刊された。表紙は、スマートフォンのゲーム「Fate/GrandOrder(フェイト グランドオーダー、略称・FGO)」で、道満のキャラクターを手掛けたイラストレーターの古海鐘一(ふるみしょういち)さんが担当。ゲームの長身美形キャラとは全く違ったタッチで、思慮深く落ち着いた雰囲気の僧侶として描いている。(斉藤正志)

 道満は、平安時代に現在の加古川市で生まれ育ち、安倍晴明(あべのせいめい)と同時期に活躍したとされる。後世の物語や映画などでは、晴明と対決する悪役として描かれることが多いが、同市では無欲な人格者として伝わる。

 近年はFGOの影響で道満が人気を集め、“イケメン”キャラのコスプレなどを楽しむ若者らが続出。道満の像をまつる同市西神吉町岸の正岸寺にも、ファンが訪れているという。

 「はりま陰陽師紀行」は、播磨学研究所(姫路市)と姫路獨協大(同)などが2005年度、「陰陽師のふるさと播磨」をテーマに開いた播磨学特別講座を収録。作家の夢枕獏(ゆめまくらばく)さんや講談師の旭堂南海さんら9人の講義録をまとめ、06年に神戸新聞総合出版センターから発行された。

 出版社の復刊ドットコム(東京)は、読みたい絶版本をインターネット上の投票で募り、要望が多かった本を復刊させている。今回はFGOファンからの要望が多かったことから、表紙のデザインを古海さんに依頼したという。

 研究者による学術的な内容もあり、古海さんが、地元住民が大切にしてきた道満の姿を描くことを提案。正岸寺の像を参考にして、幼い式神(呪術で用いる鬼神)を連れた道満を、繊細なタッチで仕上げた。

 四六判、256ページ。税込み2420円。同社のホームページなどから購入できる。同社TEL03・6800・4460

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