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 兵庫県高砂市内の特定の学童保育所で8月下旬から児童らの新型コロナウイルス感染が相次いだが、学童保育所がある小学校は学級・学年閉鎖や休校措置を取らなかったことから、保護者らがわが子の感染を懸念して休ませ、その数は一時約200人に達した。問題は市議会でも取り上げられ、9月7日になって8~10日の休校が決定。市教育委員会は「校内では感染が広がっていないという健康福祉事務所の判断に沿った対応を続けた」とするが、議会側は「保護者の不安に寄り添っていない」と指摘する。(笠原次郎)

 この学童保育所では8月28日、20代女性支援員の感染が判明。利用する児童の感染は30日に5人が分かったのをはじめ、9月3日までに計19人となり、8日にクラスター(感染者集団)と確認された。

 同校の保護者らはわが子の感染を懸念し、1日には167人が登校を見合わせた。2、3日には各約200人に増え、土日を挟んで6、7日には各約150人に。児童の半数近くが休むクラスもあったという。

 複数の保護者から休校を求める声が市議に届き、6日に開かれた市議会の代表者会議で市教委は、同校で児童の感染者とそのきょうだいの濃厚接触者が1日時点で計48人に上ったことを報告。「多くの保護者が不安を感じている中、学校を開いていていいのか」との指摘を受け、都倉達殊(たつよし)市長が7日に休校を決めた。

 市教委の担当者は「加古川健康福祉事務所と連携し、新規感染者が出るたびに校内での濃厚接触者はいないことを確認してきた」と強調。学級閉鎖について国がガイドラインで例示する「同一学級で複数児童の感染が判明した場合」に該当していたことは認めつつも、「健康福祉事務所の総合的な判断では、学級内での感染拡大はなかった」とし、感染防止の観点では学級閉鎖などの必要性はなかったと説明する。

 衣笠好一教育長は「保護者の不安にしっかりと向き合い、スピード感を持って具体的に説明すべきだったと反省している」と話す。

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