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国立文楽劇場で独演会を開く浪曲師京山幸太さん=加古川市加古川町北在家
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国立文楽劇場で独演会を開く浪曲師京山幸太さん=加古川市加古川町北在家
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 兵庫県加古川市出身の浪曲師京山幸太(本名・山本壮秀(まさひで))さん(27)が10月31日、国立文楽劇場(大阪市中央区)での初の独演会を開く。「年季明け」から5年を記念し、デビュー当時に披露した長尺の演目など、こだわりの2席を披露。「成長を見てほしい。数少ない若手として、浪曲ファンの裾野も広げたい」と意気込む。(広岡磨璃)

 幸太さんは、同県姫路市出身の浪曲師京山幸枝若(こうしわか)さんに19歳で弟子入り。20歳だった2014年、同劇場でデビューした。任侠(にんきょう)ものなど古典を磨く一方、手や腕の動きが特徴的なダンス「パラパラ」を取り入れたオリジナルを創作したり、芸能事務所に所属してお笑いコンテストに挑戦したりと、表現の幅を広げている。

 駆け出し時代は「最後まで演じ切るだけで、頭も声も精いっぱいだった」と振り返る。この5年で声は太くなり、物語が身になじんでせりふや節(歌)にも、アドリブを入れられるようになった。今回の独演会では「古典をしっかり聞いてほしい」と、一門のおはこ「会津の小鉄」シリーズから「小鉄と名張屋新造」、50分と長尺の「孝子萬兵衛(こうしまんべえ)」を上演する。

 孝子-は孝行息子が人をあやめる話で、笑いも泣かせどころもある。15年にも演じており「これまでの成果として、今の自分を見せたい」。小鉄と-は「節で物語を紡ぐので大変。師匠格がトリにやるような演目だけど、挑戦のかいがある」と目を輝かせる。

 曲師(三味線奏者)は一風亭初月(はづき)さん。ゲストに落語家月亭文都さんを招く。午後1時開演。前売り3千円、当日4千円。京山幸太事務局TEL090・8202・6489

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