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クリスマスにちなんだ仮装で料理を味わう参加者=加古川プラザホテル
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クリスマスにちなんだ仮装で料理を味わう参加者=加古川プラザホテル

 加古川プラザホテル(兵庫県加古川市加古川町溝之口)が、障害のある人たちを月1回、地域の団体を通じてレストランに招き、無料で料理を提供する取り組みを始めた。新型コロナウイルス禍で宴会需要が伸び悩むレストランを有効活用し、参加者にテーブルマナーを学んでもらいつつ、外出自粛でたまったストレスも発散してもらう。今後、加古川市と連携しながら受け入れる障害者団体を増やしていきたいという。(門田晋一)

 同ホテルの運営会社「カノコ」(同市加古川町篠原町)によると、東京パラリンピックで選手の活躍を見た従業員から、「地元の障害のある人たちに貢献できることはないか」との声が上がった。これを受け、協賛企業を募るとともに、市に団体の紹介を依頼。第1弾として、知的障害がある人の家族らでつくる「加古川市手をつなぐ育成会」を通じ、貸し切りにしたレストランに会員を招待することを決めた。

 同会の楠木紳子副会長(64)は「会員の子どもたちが一人の大人として生きていくために、とてもいい機会になる」と話す。社会になじむ訓練の一環として、レストランでの作法を学べるほか、外出の機会が減る中で心理的な負担の軽減にもつながるという。

 18日夜、同会の親子約30人が、レストラン「リヴィエール」に招かれ、トナカイやサンタクロースなどクリスマスにちなんだ仮装で着席した。料理が運ばれる前に、レストランマネジャーの池田直樹さん(48)が「ナイフとフォークは外側から使ってください」「パンをスープに浸すのはマナー違反ですよ」と作法を説明。参加者は最初は緊張した表情だったが、慣れてくるとスープやサラダ、ハンバーグなどをおいしそうに口に運んだ。

 カノコの芳見達朗営業統括・管理室部長(61)は「従業員の知識の確認や接客のスキルアップ、店の改善点の発見にもつながる。楽しんでもらえる環境を、今後もつくっていきたい」とする。

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