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高砂署員が夜光チョッキを着け、暗闇での反射状況を確かめた実験=高砂河川公園
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高砂署員が夜光チョッキを着け、暗闇での反射状況を確かめた実験=高砂河川公園
※日没時刻は各月1日時点、神戸新聞NEXT
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※日没時刻は各月1日時点、神戸新聞NEXT

 兵庫県高砂市内で日没後に発生した交通事故の件数は2020~21年に、日没が早い秋から冬までの半年間、日没が遅い春から夏までの半年間に比べて約3.8倍に急増していたことが、高砂署の分析で分かった。通勤や通学、買い物などで交通量が多い夕方が暗く、他の車や歩行者との距離、速度が分かりにくくなることが大きな要因。同署は市や高砂交通安全協会と協力し、歩行者に夜間でも目立つ反射材を、ドライバーには前照灯を上向きにする「ハイビーム」の活用を訴えている。(千葉翔大)

 同市内で日没後に起きた事故を月別に見ると、20年3~8月が計21件で、1カ月間の最多は4月の8件。一方、同9月~21年2月は計79件で、最多は20年12月の29件に上った。

 こうした状況を受け、同署は日没後の事故防止対策を強化。今年3月、市と共に同市曽根町-荒井町小松原4の市道計5路線を、前照灯の切り替えを促す「ハイビーム活用路線」に市内で初めて指定した。

 11月には、市職員や高砂交通安全協会婦人部のメンバー約20人を対象に研修会を開き、同市の高砂河川公園で夜間の見え方について3種類の実験をした。パイロンを使った実験では、白やピンク、紺、黒色など計8色を約40メートル先に横一列に置き、反射材の効果などを検証。約40メートル先までしか照らせない「ロービーム」でも、反射材を付けると暗い色のパイロンが暗闇に浮かぶことなどが分かった。

 道路運送車両の保安基準では、実はハイビームが「走行用前照灯」、ロービームは「すれ違い用前照灯」と記されている。道交法でもハイビームが基本だが、擦れ違う際の切り替えなどに煩わしさを感じ、使わないドライバーも多い。

 同署の福岡靖交通課長は「冬は暗い色の上着を着る人も多い。ドライバーの協力は欠かせないが、歩行者も反射材を使い、積極的に自分の存在をアピールすることが大切だ」と呼び掛ける。

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