市役所の会議内容を1文字ずつ記録する「メモ起こし」作業に追われる職員の負担を減らそうと、兵庫県高砂市役所に、録音内容を自動的に文章に変換する「人工知能(AI)会議録ソフトウエア」が導入される。試行では作業量が8分の1に減ることも確認されており、メモ起こしに割いていた時間を、別の仕事に充てられる効果も期待される。(笠原次郎)
同市では2019年度にも、同ソフトの導入を検討した。マイクと発言する人の距離が遠くて音質が悪かったり、ソフトの文字変換精度が低かったりしたため、一度は断念した。
しかし、委員30人が出席する総合政策審議会担当の企画課職員が、昨年7月に再挑戦。同審議会録音時にハンドマイクを使い、新型コロナ禍で一般化したオンライン会議の音源もパソコンから直接取ったところ、同ソフトの正確な変換率は9割以上に達した。精度の高さが示されると、同課のメモ起こし担当だった大槻裕(ゆう)さん(36)=現在は人事課=は小躍りして喜んだという。
これを受け、同市のICT推進課が需要と効果を試算した。21年度中に開かれた会議は192あり、延べの開催回数は年間で1270回。文字起こしに使う時間は年間1962時間で、1会議当たり平均約7時間かかっていた。
だが同ソフトを活用すると、1会議当たりの作業時間が8分の1に減ったという。要約など、文字起こしだけでは対応できない会議もあるが、それでも同課は作業量を最低でも3割は削減できると見込む。職員の労働コストも減らせるとして、市議会も3月議会で導入議案を可決した。
市は今後、同ソフトを使うための契約を結び、マイクやスピーカーなどを購入する。会議を録音する職員には、8月から貸し出す。大槻さんは文字起こし中に電話に出て、中断箇所が分からなくなった経験などを振り返り、「このソフトの便利さを、ほかの職員にも享受してもらいたい」と話す。

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