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手嶋龍一氏
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手嶋龍一氏

 東播懇話会(事務局・神戸新聞東播支社内)の4月例会が25日、加古川プラザホテル(兵庫県加古川市加古川町溝之口)で開かれた。外交ジャーナリストで作家の手嶋龍一氏が「“プーチンの戦争”の行方を読み解く -ウクライナの戦いと台湾有事」と題して講演した。要旨は次の通り。

 プーチン大統領にとって、ウクライナとグルジア(現ジョージア)を北大西洋条約機構(NATO)に渡さないことが、絶対に譲れない「レッドライン」だった。軍事侵攻すればキーウ(キエフ)はすぐに陥落すると踏んだが、ロシアの連邦保安局(FSB)による情報に大誤算があった。

 ロシアが対ウクライナ侵攻を始めた2月、米国のバイデン大統領は「安全保障上の盟約がない」などと発表した。私はバイデン大統領を唆しているのではないが、少なくとも「武力行使の選択肢がない」と言うべきではなかった。なぜなら、プーチン大統領は米国が軍事介入するのか、その一点を見据えていたからだ。

 ロシアとウクライナの仲介役を、仮に中国の習近平国家主席が務めて成功すれば、その流れで台湾を併合するかもしれない。そうなれば台湾海峡を介し、やがて日本列島に風圧が強まるだろう。ウクライナは遠い地の戦争ではなく国内の安全保障にも大きな影響をもたらす。(まとめ・千葉翔大)

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