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かつめしPRキャラクター「かっつん」のモニュメント新調を祝った「復かつ祭」の式典=加古川市加古川町寺家町
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かつめしPRキャラクター「かっつん」のモニュメント新調を祝った「復かつ祭」の式典=加古川市加古川町寺家町
壊された「かっつん」のモニュメント=5月9日、加古川市加古川町寺家町
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壊された「かっつん」のモニュメント=5月9日、加古川市加古川町寺家町

 JR加古川駅前のベルデモール商店街で、5月に壊された兵庫県加古川市名物「かつめし」のPRキャラクター「かっつん」のモニュメントが新調され、20日に「復かつ祭」の式典が催された。住民ら約100人が訪れ、お披露目されると拍手で祝福。同商店街と寺家町商店街、カピル21専門店街などでは31日まで、記念のうちわと割り箸を配り、独自のセールをするなど、地域を挙げて祝う。(斉藤正志)

 かつめしは、ご飯にビーフカツをのせ、デミグラスソース系のたれをかけて箸で食べる。同市や周辺の100店舗以上で提供されている。

 モニュメントの石像は2009年3月、加古川観光協会や地元商店街などが、かっつん、デミーちゃんの2体を設置していた。

 今年5月9日、かっつんが両脚の付け根から折られ、ばらばらに壊されているのが見つかり、同協会は県警加古川署に被害届を提出。30代の男が逮捕された。同協会によると、男は弁護士を通じて謝罪し、新調費用約40万円を支払ったという。

 式典は、加古川西高校吹奏楽部の演奏で幕開け。同協会の大庫(おおくら)隆夫会長が「モニュメントの復活を機に、商店街がより元気になってほしい」とあいさつした。岡田康裕市長は「今回の件で市民の『かつめし愛』に火が付いた。モニュメントがかつめしの聖地になってほしい」と期待を込めた。

 大庫会長や岡田市長、非公式キャラ「かつめしちゃん」、地元保育園の園児ら8人が除幕。高さ70センチ、幅60センチ、奥行き31センチの御影石製(顔は大理石製)で、壊される前と同じ愛らしい姿が現れると、大きな拍手が上がった。

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