兵庫県稲美町で民家が全焼し、小学生の兄弟2人が犠牲となった放火事件の発生から19日で丸1年を迎える。殺人と現住建造物等放火の罪で起訴された松尾留与(とめよ)被告(52)と暮らした事件現場は、家が焼け焦げたまま残る。なぜ幼い2人の命は失われたのか。今も自問を繰り返す兄弟の父親(59)と母親(49)は、事件を振り返り、胸の内の苦しみをこぼした。(児玉芙友)
父親によると、妻の家族の体調などに不安な面があったため、「一家を支えたい」と松尾家に入ることを決意したという。使われていなかった妻の実家の2階で生活し、義兄の留与被告とも同居するようになった。
夫婦は、家に引きこもる同被告について、福祉施設などに相談。「一度、家にうかがいます」という回答だったという。だが、それから数カ月たった昨年11月19日、放火事件は起きた。
◆
-初めて火事の現場を見た時は
「『パパ ママ』と助けを呼びながら、大量の煙を吸う息子たちの姿が思い浮かび、苦しかった。それから警察の捜査で何度か足を運んだが、今は家に近づくのもつらい」
-今も思い出すことは
「2人が元気にはしゃぐ姿。家の前で野球をしたり、キャンプで走り回ったり、いつも一緒にいた。楽しそうな2人の笑顔が忘れられない」
-1年間どんな思いで
「2人を失った喪失感で、悲しみと苦しみばかり。生きがいをなくしてしまった。寂しがり屋な2人だったから、今はどんな思いで天国にいるのかと」
-事件前の被告の様子は
「2年半ほど前までは、一緒に食卓を囲み、幼い兄弟とも仲良くゲームをすることもあった。次第に暴言が目立つようになり、私たち4人との距離は開いた。それからは1人で家に引きこもるようになった」
-どんな対応を
「生活上の不満がないかと、繰り返し聞いていた。どこにも行かず、完全にふさぎこんでしまった彼をどうすればいいか分からず、福祉施設や役所に相談していた。とにかく誰かに助けてほしかった」
-被告に対しては
「ただただ元気な2人を返してほしい。みんなで楽しく過ごした日常に戻りたい」

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