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謎解きスタンプラリーの看板前でスマートフォンのアプリをかざすと、クイズに答えられる=高砂市高砂町今津町、工楽松右衛門旧宅
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謎解きスタンプラリーの看板前でスマートフォンのアプリをかざすと、クイズに答えられる=高砂市高砂町今津町、工楽松右衛門旧宅
クイズが出題される場所を紹介する特設ホームページのスマホ画面
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クイズが出題される場所を紹介する特設ホームページのスマホ画面

 兵庫県内の市で3番目に小さいコンパクトな市域と平地が多い特徴を生かすイベントとして、同県高砂市が、自転車で観光名所を回ってクイズに答える「謎解きスタンプラリー」を開催している。市内外から参加でき、神社や寺、歴史スポットなど20カ所を回ってポイントを集めると、電動アシスト付き自転車や3万円分の旅行券などが当たる。(笠原次郎)

 高砂市は面積が34・38平方キロで、県内29市のうち芦屋、伊丹市に次いで小さく、ほぼ全域が平地。自転車で回りやすい観光名所をアピールしようと、市シティプロモーション室が初めて企画し、市観光交流ビューローに事業を委託した。

 まず、特設ホームページ(https://takasago‐chari.com)にアクセスし、専用アプリ「ココアル」をダウンロードする。

 ホームページには、クイズの出題場所として、幕末から明治期の偉人渋沢栄一が木綿を販売し、役所の開設準備をした今市地区▽宮本武蔵と養子伊織の生誕地碑(同市米田町米田)▽江戸時代の町人学者山片蟠桃(やまがたばんとう)の銅像(同市神爪5)▽童謡「月の沙漠(さばく)」を作曲した佐々木すぐるの生育の地碑(同市阿弥陀町魚橋)-などが掲載されている。

 各名所でポスターが張られた看板にスマートフォンをかざすと、その場所にちなんだ3択クイズが出題される。正解すれば場所の見つけにくさに応じて30、20、10ポイントの順にもらえ、100、200ポイントためると抽選会に応募できる。

 賞品は、地元ゆかりの丈夫な帆布「松右衛門帆」を使ったトートバッグや、ドラム缶を再利用して作ったソファとテーブルのセットなど。全20カ所を回ると、完走賞として帽子(先着100人)がもらえる。

 12歳以下はヘルメットを着用し、保護者の同行が必要。応募は来年1月31日まで。同室の宮崎寛之さん(34)は「市内外の人が高砂をより深く知るきっかけになれば」と期待する。市観光交流ビューローTEL079・441・8076

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