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子どもたちを励ましながら走ったゲストランナーの小平奈緒さん=加古川河川敷
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子どもたちを励ましながら走ったゲストランナーの小平奈緒さん=加古川河川敷
フルマラソンのランナーのスタートを手を振って見送る小平奈緒さん
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フルマラソンのランナーのスタートを手を振って見送る小平奈緒さん
勢いよくスタートするフルマラソンのランナーたち=加古川河川敷
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勢いよくスタートするフルマラソンのランナーたち=加古川河川敷

 師走に兵庫県の加古川河川敷を駆け抜ける「第33回加古川マラソン大会」(神戸新聞社後援)が18日、新加古川大橋近くの加古川左岸を発着点に開かれた。新型コロナウイルス禍で2020、21年は中止となり3年ぶりの開催。フルマラソン約2600人を含め計約3300人が出場し、沿道の声援を受けて力走した。

 フル、10キロ、中高生3キロ、ファミリー2キロで実施。開会式で岡田康裕市長が「多くの人の支えで開催することができた。一人一人の記憶に残る大会に」とあいさつし、ゲストランナーとしてスピードスケート女子18年平昌冬季五輪500メートル金メダリストの小平奈緒さん(36)を紹介した。

 コロナ対策としてランナーには検温や健康チェックが義務付けられた。フルはランナーを2グループに分け、第1陣が午前9時に、第2陣は20分後にスタート。その後、各種目のランナーたちが順次駆け出した。

 小平さんはフルのスタートを見送った後、ファミリー2キロに出場した。親子連れと言葉を交わすなど、笑顔でフィニッシュ。その後もゴール地点で参加者を拍手で出迎えた。

 最後の子どもを見つけ、突然走り出し、駆け寄った小平さん。手を取り、励ましながら一緒にゴールした。実は折り返し地点で苦しそうな姿を見かけていたといい「最後まで諦めずに頑張ってくれてうれしかった。今日ちゃんとやりきった自分をほめてほしい」と話した。

 今回は国道2号の加古川橋架け替え工事の影響で、発着点を従来の市防災センター前から変更。また感染防止のため、例年にぎわう出店も設けなかった。(増井哲夫)

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