元阪神タイガース投手で昨年、16年間の選手生活にピリオドを打った岩田稔さん(39)が、県立農業高校(兵庫県加古川市平岡町新在家)で約800人の生徒らを前に講演した。血糖値を下げるインスリンが体内でつくれなくなる「1型糖尿病」と闘いながら歩んだ野球人生を振り返り、逆境に負けず、諦めない気持ちの大切さを伝えた。
15日にあった同校の生徒指導講演会。企画を担当した小林敦教諭(39)の小中学校の同級生が、岩田さんの大学の同窓生だったことから実現した。
岩田さんは大阪府守口市出身。大阪桐蔭高から関西大に進み、2005年度大学生・社会人ドラフト希望枠で阪神に入団した。
17歳(高2)の時に1型糖尿病を発症した。県農生にペン型インスリン注射器を見せ、「これを食事のたびに打たないといけない病気」と説明。告知された時、「もう野球はできないのか」と落ち込んだという。
そんな時、主治医から教えてもらったのが、同じ病気で巨人やメジャーリーグで活躍したビル・ガリクソン投手だった。その著書を入院中に読み、「俺にもできる」と奮起。仲間に病気への理解を求め、野球を続けることができた。
ところが高3の夏を終え、社会人野球への進路が決まっていたある日、監督から「内定が取り消しになった」と告げられる。理由は病気だった。「さすがにショックだった」と振り返る。それでも「いつかあの会社を見返してやる」と一念発起し、関大へ進んだ岩田さん。「挫折して、諦めたらそれで終わり」と人一倍練習し実力をつけた。
阪神入団後も、順風満帆ではなかった。肘の手術による不調、打線が点を取ってくれない試合が続くなど苦難の時期もあったが、病気を通じた経験があったから「自分がすべきことをやり続けるだけ、と乗り切ることができた」。
昨年10月に引退を発表。「これまで家族や仲間の支えがあったから頑張れた。これからは私が支える側になる」と決意し、今年1月には、1型糖尿病の啓発や患者を励ます活動などを担う会社を立ち上げた。「1型糖尿病患者の希望の星になる」と、高校生らを前に宣言した。

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