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炭火でじっくりと焼き上げられるにらみ鯛=加古川水産
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炭火でじっくりと焼き上げられるにらみ鯛=加古川水産
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炭火でじっくりと焼き上げられるにらみ鯛=加古川水産

 お正月の縁起物「にらみ鯛」の焼き上げ作業が、兵庫県加古川市野口町長砂の水産物卸売会社「加古川水産」で始まっている。新年の運気が上向くようにとの願いを込め、炭火で胸びれと尾びれが跳ね上がるように仕上げている。

 にらみ鯛は、三が日は箸を付けず、見るだけという風習から名付けられたという。

 同社では30日まで、社員15人が交代で泊まり込んで担当。かまどに起こした炭火で、マダイ約4100匹、レンコダイ約900匹を1~3時間、じっくりとあぶる。売れ筋は、天然物の800グラム(2970円)や養殖の1・2キロ(4950円)など。柳本喜博会長(81)は「コロナに負けない年になるよう、真心を込めて焼いている」と話す。

 同市公設地方卸売市場が3月末で閉場し、同社は跡地で営業を続けているが、来年7月、約1キロ南に移転する。

 12月30日まで店頭で販売。宅配もしている。同社TEL079・424・1271

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