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児童らと記念撮影する住田裕子弁護士(前列右から3人目)=加古川小学校
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児童らと記念撮影する住田裕子弁護士(前列右から3人目)=加古川小学校

 兵庫県加古川市出身の弁護士住田裕子さん(71)が10日、母校の加古川小学校(加古川市加古川町木村)を訪れ、5年生児童約130人に、小学校時代の思い出や夢のかなえ方などを語った。児童らは60歳上の先輩の、豊富な人生経験に基づいた「金言」に耳を傾けた。

 住田さんは、同校、加古川中学校、加古川東高校を経て、東京大学法学部に進み、司法の道へ。女性初の法務大臣秘書官を務めたほか、弁護士としてテレビのバラエティー番組や情報番組にも出演する。

 講演会は、同校創立150周年記念イベントの一環。体育館に5年生が集まり、他学年は各教室で、ケーブルテレビの生中継を視聴した。

 講演で住田さんは、チャレンジする大切さを繰り返した。自身の幼少期と重ねながら、「いろんな経験が貯金みたいに大切な財産になるから」とエール。さらに「失敗した人を笑わない」「つらい時に相談できる友達をつくって」と、児童たちと約束した。

 5年生の男児(11)は「何事も挑戦と聞き、好きなことにとことん向き合ってみたいと思えた」と話し、女児(11)は「勉強は学校だけじゃないと教えてもらった。学び続ける姿勢が大切」とうなずいた。

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