「我が家の寝ぐせ職人です」--。そんなコメントとともにXに投稿された動画が、話題を集めています。映っているのは、黒猫の「すずり」ちゃん(4歳・男の子)です。
横になっている飼い主さんの首元にぴったりと寄り添い、顔を埋めながら、両前足で髪の毛を交互にふみふみ--。
右、左とリズムよく足を動かすたびに、飼い主さんの髪はうねり、バラバラになっていきます。当のすずりちゃんは、のどを鳴らしながら、すっかりくつろいでいる様子。その無邪気な姿が、見る人を温かい気持ちにさせてくれます。
■ママだけに見せる特別な甘え方
飼い主の、黒猫のすずりさん(@suzuri_9629)によると、このほほえましい習慣は、お迎えして間もないころに始まったのだそうです。
「すずりは、とても甘えん坊な子です。お迎えして1カ月ほど経ったころから、このように髪の毛をふみふみするようになりました。ちなみに、このようにふみふみするのは私にだけ。夫にはしません。ほぼ毎日、のどをゴロゴロと鳴らしながらやってきて、私の髪の毛に寝ぐせをつくり、そのまま一緒に眠っています。すずりとみんなで一緒に寝ているときが、いちばん幸せを感じます」
愛猫からの全身全霊のスキンシップに愛おしさを覚える一方で、少し困った(?)副産物もあるといいます。
「髪の毛はボサボサになるし、爪が頭皮に刺さって痛すぎますが(笑)。まあ、甘えてくれているなら仕方ないな、という感じです。髪が傷むので、美容院では毎回、動画を見せて説明するのですが、あまり伝わらず、いつも念入りにケアをしていただき、申し訳ない気持ちになります」
■保護センターで出会った愛くるしい家族
すずりちゃんとの出会いは今から4年前、保護センターを見学したことがきっかけでした。当時は生後6カ月ほど。まだ小さかったすずりちゃんは、嫌がることなく抱っこさせてくれたといいます。
「家にやって来た初日から、のどをゴロゴロと鳴らし、10日目くらいからは肩やひざに乗ってきて、その人懐こさに驚いたのを覚えています。お迎えする前は、黒猫はクールなイメージがありましたが、一緒に暮らすなかで、甘えん坊で人懐こい子が多いことを少しずつ知り、すっかり魅了されました。今では、黒猫のグッズを見かけるとすぐに買ってしまうほど、黒猫のとりこです」
ふだんのすずりちゃんは、「抱っこして!」と言わんばかりに体へ飛び乗ってきたり、後をついて回ったりと、あふれんばかりの愛情を示してくれるそうです。帰宅時には「ごはんちょうだい!」と鳴いてアピールするなど、感情表現も豊か。家族のもとで、のびのびと暮らしています。
「どのような経緯で保護センターへ来たのかはわかりませんが、このまま食いしん坊、甘えん坊のまま、我が家で安心して過ごしてほしいです」
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)
























