理事長 作田 誠司氏
地域のため全力尽くす
―就任から10年になる。
一貫して職員に言い続けてきたのは、地域、職員、あましん(尼崎信用金庫)の3者のバランスです。二等辺三角形や直角三角形になることはあっても、点や線になってはならない。100周年の2021年はコロナ禍でした。苦境に陥った人や企業を本気でサポートし、一緒に危機を乗り越えてきた。創業から105年間、変わらないのはコンサルティングと地域貢献の2本柱です。職員には「今、あましんにいるのは偶然ではなく必然だ」と伝えています。先人から引き継ぎ、現代の転換期にいる以上、時代のニーズに応じて肉付けを変えながら次の100年につないでいかねばなりません。
―ESG(環境・社会・企業統治)への取り組みについて。
環境に配慮した事業活動や市民活動を表彰する「あましんグリーンプレミアム」は15回を数えました。第1回からの応募総数も2千件を超え、すっかり定着しました。22年度からは神戸大とESGを考慮した事業性評価などの在り方について共同研究を行っています。脱炭素に対応した事業性評価ツールを開発し、取引先に使っていただき、啓発に努めています。24年度からは川崎、浜松いわた、福岡ひびきの各信金とともに「しんきんESG広域連携協定」を締結しました。
―昨年11月には尼崎商工会議所の会頭に就任した。
地域を支える商議所と信金の活動は重なるところが大きい。ふるさと尼崎のために地域再生の使命感をもって全力を尽くします。4月にはオープンイノベーション拠点「ARKade(アーケード)」を開設します。旧中央支店をリノベーションし、市や商議所、近畿高エネルギー加工技術研究所などと連携して運営します。ものづくりの街・尼崎のシンボルとして役立ててほしいと願っています。
法人概要
| 所在地 | 〒660ー0862 尼崎市開明町3の30 |
|---|---|
| 創 業 | 1921年6月6日 |
| 事業内容 | 金融業(協同組織金融機関) |
| 出資金 | 137億円 |
| 経常収益 | 382億円(2025年3月期) |
| 役職員数 | 1399人(25年3月31日現在) |
| 店舗数 | 88店(うち出張所2、インターネット支店1) |
| 関連会社 | 尼信ビル(株)、尼信保証(株)、(株)尼信経営相談所、尼信リース(株) ほか |
| ホームページ | https://www.amashin.co.jp |

