理事長 中村 忠司氏
新たな価値築く挑戦を
―「医療」と「教育」を2本柱とする神戸常盤大学について。
専門性の高い人材育成に力を入れる神戸常盤大学には、保健科学部、看護学部、教育学部の3学部があります。兵庫県私学唯一の診療放射線学科や四年制の口腔保健学科など、希少性の高い学科を設けてきました。学生には資格取得だけを目標にすることを望んでいません。多様な営みを知り、人生の指針を捉え直す。そのための豊かな素養を育むことこそ、大学で4年間を送る醍醐味(だいごみ)です。「人のための人になる」。その志を体現する人材を社会へ送り出していきます。
―神戸常盤女子高等学校の取り組みについて。
今春から新コース・新カリキュラムが始動します。専門に特化した医療看護、教育、家庭科の3コースに加え、大学入試の変化にも対応する「未来創造コース」「特別進学コース」を新設しました。劇作家平田オリザ氏の協力で導入した演劇教育は、多様な気づきを通して将来の夢を広げ、実現へ導くプログラムの一つです。周辺では共学化の動きも進んでいますが、本校は女子教育を貫きます。今の社会だからこそ女子校の意義があると考えています。〝レジリエンス〟を育む環境を守り続けます。
―2年後に迎える120周年。
本学園の歩みは、小さな挑戦の積み重ねでした。一つ一つの行動が思いもよらない大きな結果につながる。いわゆるバタフライ効果です。地域貢献もそうした積み重ねの上にあります。これからは、その力をさらに広い視野で展開したい。例えば発展途上国で遅れている予防医学の分野です。母国でパイオニアとなる人材を受け入れ、世界の医療に貢献していきたい。小さな挑戦を新たな価値創造につなげていきます。経営と教育を高い次元で両立させながら次の時代を切り開きます。
法人概要
| 所在地 | 〒653ー0838 神戸市長田区大谷町2の6の2 TEL078・611・1821 |
|---|---|
| 設 立 | 1908年5月8日 |
| 事業内容 | 幼稚園、高等学校、大学の運営 |
| 職員数 | 専任教員155人、専任職員66人(2025年9月1日時点) |
| ホームページ | https://www.kobe-tokiwa.ac.jp/univ/ |

