代表取締役社長 池田 浩氏
持続的企業価値向上へ
―今期の収益も堅調だ。
当社製ベルトは自動車をはじめ、農業機械、産業用ロボット、家電製品などに幅広く使われています。四輪車向け電動ユニット駆動用では、パワーステアリングユニットなどに高付加価値製品が採用されているほか、海外の大手農業機械メーカーとの取引も増えています。海外拠点については生産および物流体制の再編を進めており、販売面では中東、アフリカ市場の開拓も進めています。製品の品質を確保するため、これまで試験評価機などへの投資は惜しまずにやってきました。こうした品質重視の姿勢がお客さまに信頼され、最先端の開発案件について継続的に相談いただける関係を築いています。
―2030年度の「ありたい姿」に向けた進捗(しんちょく)は。
22年に30年度の「ありたい姿」を発表し、売上高1千億円、営業利益額130億円の目標を掲げています。売り上げについては前倒しで達成できそうな手応えを得ています。掲げるテーマのうち、ESG(環境・社会・企業統治)については、国内外の各拠点で環境負荷の少ない液化天然ガスへの切り替えを行い、大幅な二酸化炭素削減につなげています。また、ベルトの製造工法においては原価低減につながる革新的な生産ラインの開発に取り組んでいます。
―風土改革にも取り組んでいる。
「人を想い、地球を想う」という基本理念の下、「〝カガク〟のチカラで人々の快適な暮らしを支える会社」という目指す姿を掲げました。多様性を尊重した新しい発想、変革を恐れないチャレンジ精神を大切にする企業風土の醸成に向け、行動規範ハンドブックを作成し全社員に配布したところです。今後もスローガンにある「ガッツ&チャレンジ」で、持続的な企業価値の向上に努めていきます。
法人概要
| 所在地 | 〒653ー0024 神戸市長田区浜添通4の1の21 TEL078・671・5071 |
|---|---|
| 設 立 | 1919年10月10日 |
| 事業内容 | ベルトおよび関連製品の製造・販売ほか |
| 資本金 | 81億5025万円 |
| 売上高 | 905億1000万円(2025年3月期) |
| 従業員数 | 連結4553人、単独784人(25年9月30日現在) |
| 支社・支店・工場 | 国内10拠点、海外10カ国14拠点 |
| 関連会社 | 三ツ星ベルト販賣(株)、三ツ星ベルト工機(株)、三ツ星ベルト技研ほか |
| ホームページ | https://www.mitsuboshi.com/ |

