東京海上日動火災保険株式会社

執行役員兵庫本部長 河本 彰

経済や暮らしを下支え

―1879年の創業以来、保険事業を通じて社会の課題解決に努めてきた。

 気候変動による自然災害の激甚化や企業を狙ったサイバーアタックなど私たちを取り巻く環境は一層複雑で多様化しています。このような時代だからこそ、「お客さまや社会の〝いつも〟を支え、〝いざ〟を守る」ことこそが会社の存在意義と考えています。事故や災害の補償だけでなく、未然防止や早期復旧、さらに事業の持続的成長を見据えた取り組みが重要と考え、従来の保険商品だけでなく、さまざまな解決手段を組み合わせ、課題に応じた価値の提供を進めています。例えば、サイバー保険では保険の提供に加え、未然の事故防止に向けサイバーリスク診断なども実施します。また、経済活性化も社会課題の一つと捉え、お客さまの事業活動を可能な範囲でお手伝いすることもあります。

―国内2番目の支店として神戸支店を開設し、今年1月に128年目を迎えた。

 当時は海運業に関する保険の提供を主に行い、港町神戸の発展とともに事業を拡大してきました。阪神・淡路大震災では、街との強いきずなを生かして復興に関わらせていただきました。数々の災害や困難を経験した歴史がありますので、地域経済や暮らしを下支えする「企業市民」として、今後も兵庫の皆さまに信頼される存在であり続けたいと考えています。

―持続可能な社会を未来世代へと継承する取り組みについて。

 神戸の小学校で展開する「ぼうさい授業」では、震災の記憶や教訓を次世代に伝え、防災・減災意識の醸成に取り組んでいます。須磨海岸では、地域の人たちとアマモ場造成による海の環境保全に力を注いでいます。これからも「安心と安全」の提供を通じて、快適な社会生活と経済の発展に貢献するため取り組んでまいります。

法人概要

須磨海岸でのアマモ場保全活動
所在地〒650ー0024 神戸市中央区海岸通7(兵庫本部)
TEL078・330・7081
創 業1879年8月1日
事業内容損害保険業
資本金1019億円
売上高2兆5188億円(2025年3月期)
従業員数1万6304人(25年3月31日現在)
国内営業網111営業部・支店、95営業室・課・支社、8事務所、損害サービス拠点200カ所(国内)
ホームページhttps://www.tokiomarine-nichido.co.jp/