株式会社阪急阪神百貨店
執行役員神戸阪急店長
杉崎 聡氏
想像超えるサービスを
―2025年度を振り返って。
インバウンド(訪日客)を中心としたラグジュアリー消費に一部不安定なところもありましたが、百貨を組み合わせて、装いも含めた暮らし方を提案する新しくチャレンジした売り場が一定の成果を上げ、全体では前年度並みの売り上げを確保することができました。日本の百貨店の良さは、中間層が日常の暮らしの中で利用していることです。特に阪急沿線には「普通のちょっといい暮らし」をしている方が多くおられ、その方たちに百貨店を楽しい場所として感じていただく努力が必要だと感じています。
―楽しい場所と感じてもらうための取り組みは。
前述の提案型売り場については、コンセプトの本質を変えずに時代の流れに合わせた売り場に進化させていきます。百貨店の核でもある婦人服については、ファッション都市・神戸発祥のブランドと協業し「神戸エレガンス」を再定義して発信していきたいと考えています。また、サービス力と人間力の向上にも取り組んでいきます。人手不足に伴い、省力化、IT化が進む中でも対面のやり取りを重視。お客さまとの対話を通じて「あと一つできること」を追求し、単にモノを売るだけでなく、想像を超えるサービスレベルで価値を提供したいと考えています。
―都心・三宮の再整備が進んでいる。
三宮では三つの高層ビル建設が進んでおり、さらなるにぎわいが生まれると期待しています。昨年12月には「Sannomiya City Xmas 2025」の一環として、本館西側壁面を利用して大型プロジェクションマッピングを実施しました。今後はウオーターフロントにつながるフラワーロードのにぎわいを地域と連携して生み出し、三宮全体の魅力向上にさらに貢献していきます。
法人概要
| 所在地 | 〒530ー8350 大阪市北区角田町8の7 TEL078・221・4181(神戸阪急大代表) |
|---|---|
| 設 立 | 2007年10月1日 |
| 事業内容 | 百貨店業 |
| 資本金 | 2億円 |
| 売上高 | 1888億円(2025年3月期) |
| 従業員数 | 4472人(25年3月31日現在) |
| 店舗数 | 阪急本店・千里・高槻・川西・宝塚・西宮・神戸・博多・メンズ東京・大井食品館・都筑、阪神梅田本店・にしのみや・御影・あまがさき |
| ホームページ | https://www.hankyu-hanshin-dept.co.jp/ |

