
代表取締役社長執行役員
洞 駿氏



代表取締役社長執行役員
洞 駿氏
国際定期便拡充へ意欲
―神戸空港では、初の規制緩和により増便が実現しました。
北海道から沖縄まで全国に路線網を持ち、神戸空港を西の拠点空港と位置付ける当社として大変喜ばしいことです。発着枠と運用時間の拡大が実現したため、午後9時15分に羽田空港を出発、同10時半に神戸空港に着く最終便の運航を3月29日の夏ダイヤから開始。東京で夜の会食に参加し、当日中に神戸に帰ることができるビジネスマンが増えるでしょう。国内のネットワークもさらに強固にと神戸から那覇、新千歳行きの増便も予定しています。ただ現在は新型コロナウイルスによる航空需要減少を受けた減便措置中のため、早い収束を願うばかりです。
―念願の国際定期便の就航もスタートしました。
成田―サイパン線で昨年11月から毎日1往復の運航を始め、個人客を中心に搭乗率70%台を維持する上々のスタートが切れました。今年夏には成田―パラオ線で週3往復ほどの定期便就航を予定。国際線の展開は成長戦略の重要なファクターであるため、今後は成田以外の空港からも就航させたいと増機計画を進めています。神戸空港の国際線就航も2025年大阪・関西万博までの検討課題であるため、後背地需要の高い神戸から国際線を飛ばす可能性も十分にあります。
―2月に就任されたばかり。
当社はフルサービスキャリアでも格安航空会社でもない、独自のビジネスモデルを築いてきました。当社マークの黄色い星のように、きらりと光る存在としてお客さまに寄り添い続ける会社でありたいと考えます。優先順位の第1である安全に加え、2年連続1位と成果が出ている定時運航、身近な価格、シンプルながら誠意あるサービス…。当社の高い運航品質をより多くのお客さまに享受いただきたいと思っています。
法人概要
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神戸空港から7都市へ就航 |
所在地 | 〒144-0041 東京都大田区羽田空港3の5の10、ユーティリティセンタービル8階 TEL03・5708・8280(代表) |
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設 立 | 1996年 |
事業内容 | 定期航空運送事業および不定期航空運送事業ほか |
資本金 | 90億円 |
売上高 | 882億700万円(2019年=第23期) |
従業員数 | 2403人(19年4月1日現在) |
支社・支店 | 羽田事業所、東京、千歳、仙台、茨城、成田、中部国際、神戸、福岡、長崎、鹿児島、奄美、沖縄、サイパン各空港支店 |
ホームページ | https://www.skymark.co.jp/ja/ |