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120 WORKPLACE KOBE

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 趣味の一つに寺社めぐりがある。兵庫、京都、奈良。自分なりの定番コースがあり、その地を訪れると邪念が落ちて気持ちがリセットされる。

 寺社を包む「気」に心が洗われるような感覚だ。

 「気」といえば先日、神戸市の「アーバンイノベーション神戸(UIK)」事業の最終審査会でも強く感じた。

 起業家や市職員が、神戸の課題に共同で取り組むこの事業で、参加を目指す企業がプレゼンテーションで競い合う。

 ITを活用し、神戸の未来像をつくり上げようと発表する場は、ポジティブな「気」が満ちあふれていた。

 そのUIKの活動拠点となるのが、会員制レンタルオフィス「120 WORKPLACE KOBE」だ。起業家や個人事業主らが集い、交流しながら事業を磨く。そして私たち新聞社と連携する企業や大学、自治体の専門家がネットワークを形成しながら、入居者をサポートし、育成していく。

 イメージするのは、1950年代の伝説のアパート「トキワ荘」である。

 漫画家の手塚治虫、藤子不二雄、赤塚不二夫、石森章太郎の各氏らが住み、ともに交わりながら夢の実現へ、階段を駆け上った。

 「120~」をトキワ荘にしたい。ビジネスの立ち上げでは「センミツ」という言葉がある。千社のうち3社しか成功しないとされる厳しい世界を表す。

 成功や夢を追い求める「気」にあふれる空間に仕立てることで、「センミツ」が「センヒャク」にならないものか。

 実業家を輩出するオフィスへの挑戦が始まる。

2018/7/1

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