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 神戸市は4月26日、地域課題をIT起業家と連携し解決する事業「アーバンイノベーション神戸」で、八つの課題を設定し、解決に取り組むベンチャー企業の募集を始めた。

 起業家育成と行政課題の解決という「一石二鳥」を狙う事業として本年度から本格的にスタートした。神戸新聞社とNPO法人コミュニティリンク(宝塚市)が運営を担う。

 審査で選ばれたベンチャー企業と市職員が6月からサービスの共同開発に取り組む。市民による試験利用などを経て10月末の完成を目指す。

 設定した課題は、マンションと一戸建て住民の交流促進▽子育てイベントの広報▽路線バス車両の位置情報サービスの全社統一▽事務員を介さないコミュニティー交通の利用予約システムの実現▽区役所の窓口案内業務の円滑化▽診療報酬明細書の確認作業の効率化▽子宮頸(けい)がん健診の受診率向上▽三宮再整備への市民の関心を高める-の八つ。提案内容を踏まえてそのうち五つを実行に移す予定。

 応募は5月20日まで。4月27日午後0時半から、事業説明会を神戸市中央区のデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO=きいと)で開く。市企業立地課TEL078・322・0240(長尾亮太)

2018/4/27
 

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