連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

  • 印刷

 神戸市は、スタートアップ(新興企業)と進めていたレセプト(診療報酬明細書)データの受給者番号エラー確認業務について、人工知能(AI)の活用で1割の作業時間短縮に成功した、と発表した。

 神戸市職員と企業が地域課題解決に取り組むアーバンイノベーション神戸の一環で、米シリコンバレーのビッグデータ解析会社「フライデータ」(藤川幸一代表取締役)が取り組んだ。

 同市に届くレセプトは毎月約700件の入力エラーが疑われ、職員が確認作業を余儀なくされている。実証実験では既に「助成期間外の申請」「転居による保険番号変更後の受診」について、ロボットによる業務自動化「ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)」を活用し、88%の業務効率化を実現している。

 同社は、エラー全体の14%を占める受給者番号誤入力を担当。従来は職員が経験則で作業していたが、AIで過去1年分のデータ約240万件を分析。ミスのパターンを学習させ、4割の確率で正解リストを提示できた。システム検索などの作業が減り、1件30秒かかっていた作業が10秒に短縮。一方、正解リストが合致しない場合の作業は10秒増えたが、全体で1割の削減につながった。

 同社は「人が判断してきた高度な推測領域にAIが適応できることを証明した。データの量や種類が増えれば、精度はアップする」としている。

2019/3/1
 

天気(5月24日)

  • 27℃
  • ---℃
  • 0%

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 30℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ