連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

  • 印刷
淡河町ゾーンバスの利用者を案内するスタッフの武野辰雄さん(中央)と片山美奈子さん(右から2人目)=神戸市北区淡河町(撮影・末吉佳希)
拡大

淡河町ゾーンバスの利用者を案内するスタッフの武野辰雄さん(中央)と片山美奈子さん(右から2人目)=神戸市北区淡河町(撮影・末吉佳希)

淡河町ゾーンバスの利用者を案内するスタッフの武野辰雄さん(中央)と片山美奈子さん(右から2人目)=神戸市北区淡河町(撮影・末吉佳希)

淡河町ゾーンバスの利用者を案内するスタッフの武野辰雄さん(中央)と片山美奈子さん(右から2人目)=神戸市北区淡河町(撮影・末吉佳希)

 田畑や山に囲まれた神戸市北区淡河(おうご)町。里山の趣があり、今もかやぶきの民家が数多く残る。唯一の公共交通機関である路線バスは、北区岡場・三田方面と三木方面を結ぶ神姫バスの運行便が1時間に1本程度。ほかに三宮線が日に3往復。タクシー営業所もなく、地元自治会の下部組織が、地域コミュニティー交通「淡河町ゾーンバス」を運行し、高齢者の買い物や高校生の通学を支えている。

 運転は、自営業の地域住民ら8人で担う。電話予約は月600件ほどもあり、掛かってくるのは早朝、夜間になることも。地域の足を守るには受け付けの省力化、効率化が不可欠。神戸市公共交通課と、システム開発を行うコガソフトウェア(東京)が、プロジェクトに着手した。

 昨年8、11月に地元の福祉センターに通う高齢者を対象に、予約操作を体験してもらった。タブレット操作は慣れておらず、電話のプッシュ音による自動音声予約システムを軸に検討。2月まで期間延長し、システムを完成させる。

 ゾーンバスが昨年5月に運行され、免許返納を検討する住民もいるという。運営スタッフの武野辰雄さん(44)は「ITの力を借りながら、利用者と運転手の双方の負担が減るシステムを形にしてほしい」と願う。

 「住民の声を聞きながら少しずつ見えてきた」と公共交通課。同社の藤田芳寛課長は「移動に困る人と、それを支える人の負担を減らし、地域の足を維持したい」と意気込む。

2019/1/11
 

天気(5月24日)

  • 27℃
  • ---℃
  • 0%

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 29℃
  • ---℃
  • 0%

  • 30℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ