明石海峡大橋特集
本州と淡路島を結ぶ世界最長のつり橋「明石海峡大橋」(全長3911メートル)の通行車両が、累計2億台を突破した。
1998年4月の開通から2008年度までの通行台数は、割高な料金設定などが響き、1日当たり平均約2万2千~同5千台で推移。09年に「休日上限千円」を導入して以降は3万台を超えた。14年にはさらに900円(乗用車のETC利用時)に値下げし、今年5月には4万台を記録。累計1億台には11年3カ月かかったが、2億台は8年1カ月で達成(今月11日)した。
本州四国連絡高速道路会社(神戸市中央区)は「09、14年の料金の値下げで利用が大きく伸びた。四国などへの観光ブームの効果も大きい」と分析。兵庫県によると、開通前の1997年度に723万人だった淡路島の観光客数は、開通後は1千万人程度で推移している。
同社は18日午前10時~午後3時、淡路市の淡路サービスエリア(SA)で記念イベントを開く。淡路島の特産品や記念品のプレゼント、タマネギの重量当てクイズなどがある。同社神戸管理センターTEL078・709・0084
(小西隆久)
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