明石海峡大橋２０年 淡路島海路復調の兆し ２年連続利用者増

明石海峡大橋特集

神戸新聞ＮＥＸＴ

　明石海峡大橋の開通から、５日で２０年を迎えた。淡路島と本州の往来が手軽で便利になった一方、数多くあった淡路島発着の航路は次々と姿を消したが、ここに来て、その“海の道”に復調の兆しが見えてきた。架橋後も唯一残った岩屋（淡路市）－明石（明石市）航路は観光客の利用が増加。洲本市では、昨夏に関西空港への航路が１０年ぶりに復活したほか、深日（ふけ）（大阪府岬町）航路も復活に向けた模索が始まった。かつての「生活の足」が、非日常を盛り上げるツールとして再び脚光を浴びつつある。

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