エッセー・評論

木皿食堂

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撮影・木皿泉

撮影・木皿泉

 私は仕事で追い詰められると甘いものが食べたくなる。タバコもお酒もダメなので、ストレスの発散ということなのだろう。さほど欲しいとは思わないのに、ケーキを食べて気持ちを上げようとしたりする。並んでるケーキがまた可愛(かわ)いくて、1人で食べきれないほど注文してしまう。安売りのお菓子屋さんの前を通っても、子どもがいるわけではないので普段なら入らないのだが、そういう時はずんずん奥まで入って、山のように買ってしまう。案外、それで気持ちはおさまるのだが、買ったお菓子はもったいないので食べてしまう。

 そういう時に、甘いものを大量にとるのは逆効果なのだそうだ。仕事が間に合わず、徹夜になりそうな時、私は力をつけるために肉を食べるが、それもよくないらしい。精神的に追い詰められている時に、胃腸に負担をかけるようなものを食べると、自律神経のバランスが余計に悪くなって、集中できず、いいパフォーマンスはできないそうである。私は、何十年も間違っていたというわけである。夏目漱石も、仕事の合間にジャムをなめていたそうで、きっとストレスをまぎらわせていたのだと思う。それは間違いだったと聞いたら、漱石も驚いたに違いない。

2015/1/11

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