エッセー・評論

木皿食堂

  • 印刷

 私は「空」という字が好きである。ビルの窓なんかに、空室という意味なのだろう、この字が大きく貼ってあるのを見ると、わけもなくうれしくなる。私には、この字が田原総一朗氏の顔に見える。重いまぶたと、一文字に結んだ口元を思い出す。そう思えるのは私だけだろうか。

 大阪に昔、空心町というところがあった。すでになくなってしまった地名なのだが、私はそのあたりを歩いているときに、後で思えば、人生の岐路と思われる決断をした。交差点でふと空を見上げると雲一つない青空で、そうだ、ここは昔、空心町と呼ばれていたあたりだなぁと思い出した。そして、何の脈絡もなく、やっぱり裁判をしようと思った。

2017/8/6

天気(12月1日)

  • 15℃
  • 9℃
  • 20%

  • 14℃
  • 6℃
  • 40%

  • 15℃
  • 7℃
  • 0%

  • 16℃
  • 6℃
  • 10%

お知らせ