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震災インタビュー

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 体、魂に響く伝え方/体験の「種」 各地に移植を

 自らの少年時代を描いた小説「少年H」は、二百八十万部を超える大ベストセラーとなった。舞台は、戦争の時代の神戸。出版したのは、阪神・淡路大震災からちょうど二年後の一九九七年一月十七日だった。前年の十一月に完成していたが、出版社に待ってもらい、発行日をこの日に合わせた。戦争と震災。妹尾さんが「神戸」を語る時、二つの出来事は切り離せない。
 神戸は空襲で焼けてしまったが、不死鳥のようによみがえった。この街には、ゼロからでもやり直すたくましさがある。震災の日の朝、テレビの画面に燃えている街が映し出された時、僕は空襲を思い出した。「少年H」の出版を一月十七日にしたのは、自分なりの方法で神戸の人々に「頑張って」というエールを送りたかったからだ。

2001/6/17

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