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女子優勝を決め、オリーブの冠を頭に植月正章・大会実行委員会会長(左)と握手するジャクリーン・キプリモ(撮影・風斗雅博)
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女子優勝を決め、オリーブの冠を頭に植月正章・大会実行委員会会長(左)と握手するジャクリーン・キプリモ(撮影・風斗雅博)

女子優勝を決め、オリーブの冠を頭に植月正章・大会実行委員会会長(左)と握手するジャクリーン・キプリモ(撮影・風斗雅博)

女子優勝を決め、オリーブの冠を頭に植月正章・大会実行委員会会長(左)と握手するジャクリーン・キプリモ(撮影・風斗雅博)

 初来日した32歳のキプリモが、女子では海外勢初の頂点に立った。前半は余裕を持ち、2位新立と同じペースで先頭をキープ。20キロ過ぎからペースを上げて独走態勢を築いた。自己ベストから10分近く遅れたが、後続には2分48秒差をつけて快勝した。

 6年前、中国で開かれたマラソン大会で両腕のない障害者ランナーが脱水症状に陥ったことに気付き、水を渡しながら終盤まで付き添った。ペースを落としたため優勝と賞金を逃したが、キプリモは「人と助け合い、仲良くすることが大切」と今も後悔はしていない。

 この日は神戸大橋を過ぎた最終盤に苦しんだが「一生懸命応援してくれたので頑張れた」と沿道に感謝。博愛のランナーは「今までで(雰囲気が)1番のレース。いい思い出になった」とほほ笑んだ。(井川朋宏)

2016/11/20
 

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