• 印刷
完走後、充実した表情を見せる中道一正さん=神戸市中央区
拡大

完走後、充実した表情を見せる中道一正さん=神戸市中央区

完走後、充実した表情を見せる中道一正さん=神戸市中央区

完走後、充実した表情を見せる中道一正さん=神戸市中央区

 今年も「ありがとう」の思いがつながった。阪神・淡路大震災からの復興と感謝を伝え、20日に6回目の開催となった神戸マラソン。今年4月、震度7の揺れに2度見舞われた熊本からも200人近い人が出場し、神戸の街を駆け抜けた。支援への感謝を胸に一歩を踏み出す人、その思いを受け止めた人。黄色のグッズがあふれ、約60万人が声援を送った沿道は、復興を象徴する「ひまわり色」に染まった。

 神戸で育った熊本県天草市の会社員中道一正さん(51)も阪神・淡路大震災と、今年移り住んだ熊本で地震に遭った。阪神・淡路では地元に貢献できなかったと悔やみ、今度は熊本の力になろうと、復興した神戸を確かめるようにひた走った。

 阪神・淡路では、両親が住んでいた三宮まで駆け付けたが、無事を確認すると、すぐに仕事に戻ったことが心にひっかかっていた。

 神戸マラソンでは、震災前に配達を担当した神戸市長田区で、様変わりした風景と途切れない声援を受けた。「ありがとう」と自然に言葉を返していた。

 来年2月の熊本城マラソンにも出場する予定だ。「神戸の熱気を持って帰りたい」。熊本地震で、自宅がある天草は大きな被害はなかった。神戸を走り、改めて「熊本で何ができるか」と強く自問している。(井上 駿)

2016/11/20

天気(5月26日)

  • 26℃
  • 21℃
  • 20%

  • 25℃
  • 17℃
  • 20%

  • 27℃
  • 19℃
  • 40%

  • 28℃
  • 20℃
  • 20%

お知らせ