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まちある調査団

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近隣住民を驚かせるほど本物そっくりのミミズクの置物=明石市大久保町高丘6
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近隣住民を驚かせるほど本物そっくりのミミズクの置物=明石市大久保町高丘6
「おらんようになったわ」と笑うスクールガードの金井新太郎さん=明石市大久保町高丘6
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「おらんようになったわ」と笑うスクールガードの金井新太郎さん=明石市大久保町高丘6

 今月9日、「電柱にミミズクが止まっている!」と読者から電話がかかってきた。同時に送られてきたメールには写真が添付されており、確かに立派なミミズクがたたずんでいる。場所は兵庫県明石市大久保町高丘6の住宅街。野生のミミズクが飛んできたのか、それともどこかのペットが逃げ出したのか。(勝浦美香)

 真相を確かめるべく、目撃者に事情を聞いた。電話とメールをくれた金井新太郎さん(71)は、子どもの登下校を見守る「スクールガード」として毎日のように近くの横断歩道に立っている。「今月5日くらいからずっとあそこにおるんや。見てる限り微動だにせん」と首をかしげる。

 高丘西公園の東側にある電柱。6メートルほど上を見ると、くりっとした丸い目のミミズクがいた。望遠レンズを構え、足元をよく見てみると-。土台があった。

 実はこのミミズク、関西電力明石配電営業所が鳥害対策として昨年2月に設置した置物。調べると、インターネット通販でも「鳥よけフクロウ」などの名前で市販されていた。

 製造元は三木市の「福農産業」。担当者によると、農作物を野鳥から守るために作ったものだが、「カラスに効く」という情報が流れ、一戸建ての庭や市街地にも置かれるようになったという。

 効果はいかに。スクールガードの金井さんに聞くと、「周りの電線にはカラスいっぱい止まっとるで。賢い鳥やからな」。カラスに関しては、効果絶大というわけではないらしい。

 関西電力の担当者は「鳥の感電とふん害を防ぐための対策だが、決定打はない。それぞれの配電所が試行錯誤している」と打ち明ける。現場の電線は、釣り糸のようなラインを張るという策を取り入れたが、工事に時間がかかる。完成までの応急処置としてミミズクを置いたという。

 工事は無事完了し、ミミズクも18日までに撤去された。寂しい気持ちになっていたら、「明石市と神戸市の電柱には現時点ではほかに6羽のミミズクがいます」と教えてくれた。

 いつ現れ、いついなくなるか分からないミミズクたち。ひょっとしたら、皆さんの家の近くの電柱に止まっているかも? 

2018/10/19

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