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音楽に乗せて大きな紙に字を書いていくパフォーマンスを披露した兵庫高校の書道部員たち=神戸市東灘区住吉東町5
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音楽に乗せて大きな紙に字を書いていくパフォーマンスを披露した兵庫高校の書道部員たち=神戸市東灘区住吉東町5
兵庫高校の書道部員たちがパフォーマンスで書いた作品=神戸市東灘区住吉東町5
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兵庫高校の書道部員たちがパフォーマンスで書いた作品=神戸市東灘区住吉東町5
会場でひらがなや漢字の書き方を習う子どもたち=神戸市東灘区住吉東町5
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会場でひらがなや漢字の書き方を習う子どもたち=神戸市東灘区住吉東町5
参加者がそれぞれ「夏の言葉」をテーマに考えて書いていった寄せ書き=神戸市東灘区住吉東町5
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参加者がそれぞれ「夏の言葉」をテーマに考えて書いていった寄せ書き=神戸市東灘区住吉東町5
音楽に乗せて大きな紙に字を書いていくパフォーマンスを披露した兵庫高校の書道部員たち=神戸市東灘区住吉東町5
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音楽に乗せて大きな紙に字を書いていくパフォーマンスを披露した兵庫高校の書道部員たち=神戸市東灘区住吉東町5

 書の普及、発展を図るイベント「書の芸術祭」(神戸新聞社後援)が20日、JR住吉駅前の東灘区文化センター(神戸市東灘区住吉東町5)で開かれた。高校の書道部員は、踊りながら巨大な紙にごうするパフォーマンスで来場者を楽しませた。 

 書の芸術祭は2014年に始まり、7回目。新型コロナウイルス禍で、3年ぶりの開催となった。東灘区文化センターと神戸市内の書道家らでつくる「愛前会」が主催した。

 会場は漢字や仮名、前衛などのブースに分かれ、来場者は書いた字を講師に添削してもらった。練習の成果として、横長の紙を使った寄せ書きにも挑戦。「流星」や「風鈴」など、「夏の言葉」のテーマに沿って思い思いにしたためていた。

 イベントは午前と午後の2部制で、午前は兵庫高校の書道部員6人が、幅6メートル、縦3・5メートルの紙を広げてパフォーマンスを披露。音楽に合わせて踊りながらダイナミックに筆を動かし、「東雲(しののめ)の空に誓ふ」「決して諦めない」「自分に負けるな」「強くなれ!私」と、今にも紙から飛び出しそうな、躍動感あふれたメッセージを完成させた。

 部長のこう奏子さん(16)=2年=は「書を通じて会場のみなさんとつながることができてうれしいです」とあいさつ。「コロナ禍で大変なことが人それぞれあるだろうし、悩み事もつまずくこともたくさんあると思う。そんなときにも意志を貫き、自分を鼓舞して乗り越えていこうという思いを込めた。緊張で手は震えたけど、全力で書けた」と笑顔で汗をぬぐった。

 午後の部は須磨東高校の書道部員がパフォーマンスを行い、午前午後合わせて計約180人が来場した。(井上太郎)

→「東灘区のページ」(https://www.kobe-np.co.jp/news/higashinada/)※URLが押せるようになるまで少し時間がかかる場合があります。

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