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「世界陸上2019」にてテカールでアスリートのケアにあたる芝地秀幸さん=カタール・ドーハ 関西医科大学リハビリテーション医学講座助教・医師の福島八枝子さん ブライトボディアスレティックトレーナーの松田篤実さん ブライトボディアスレティックトレーナー・理学療法士の芝地秀幸さん
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「世界陸上2019」にてテカールでアスリートのケアにあたる芝地秀幸さん=カタール・ドーハ

関西医科大学リハビリテーション医学講座助教・医師の福島八枝子さん

ブライトボディアスレティックトレーナーの松田篤実さん

ブライトボディアスレティックトレーナー・理学療法士の芝地秀幸さん

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「世界陸上2019」にてテカールでアスリートのケアにあたる芝地秀幸さん=カタール・ドーハ

関西医科大学リハビリテーション医学講座助教・医師の福島八枝子さん

ブライトボディアスレティックトレーナーの松田篤実さん

ブライトボディアスレティックトレーナー・理学療法士の芝地秀幸さん

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 ランナーのけがの対応と予防のために心がけておくべきことは何か。スポーツ医学が専門の関西医科大学リハビリテーション医学講座助教(元スタンフォード大学PM&Rスポーツ医学研究医)福島八枝子さん、トップアスリートのトレーナーを務め、神戸マラソンでは海外招待選手のトリートメントを担当する、株式会社ブライトボディの松田篤実さん、芝地秀幸さんに聞いた。

 -ランナーの障害はどの程度発生しているのか。

 芝地 一般ランナーの約35%はけがを経験しており、うち約75%は膝、ふくらはぎ、アキレス腱(けん)、足部のけがである。このデータから多くの方が過去を含めて脚の痛みに悩まされていることがわかる。

■痛み出たら超音波診断

 -痛みが出たらどのように対応するか。

 福島 まずはそれ以上無理をしないよう練習を休み、痛みの原因を探る。足のけがには足底筋膜やアキレス腱の障害や疲労性骨膜障害が挙げられる。同じ部位のけがにも二つのパターンがある。まずオーバーユースは繰り返される局所への負担により、微小な損傷が生じるが、自然治癒機構が働き、数日で改善する。一方、慢性的に痛みがある場合は、正常な治癒機構が日々の局所への負担に追い付かなくなった末に正常組織が破綻している。治療には数カ月から中には数年単位での時間を要する場合がある。当院では超音波による診断のもと、超音波ガイド下注射やスポーツリハビリテーションにつなげている。

■練習前後に機能チェック

 -けがの予防のために大事なことは。

 松田 けがをしないための身体をつくる「全身の機能チェックとコンディショニング」が必要だ。練習前後に前屈のチェックとコンディショニングを続けてみることを勧める。腰やお尻、ハムストリング(太もも裏)などにいつもと違う張りを感じるようであれば異常の兆しだ。コンディショニングの方法として、片方の脚を伸ばして床に座り、ゆっくり前屈を行い、そのまま動きを止めて深呼吸を5回行う「前屈静的ストレッチ」を繰り返し、再度前屈のチェックをして張り感などが改善していればよい。

 -世界のトップアスリートはどのようなケアをしているか。

 芝地 昨年の大会から、海外招待選手を対象に、コンディショニングとけがの予防のためにレース前後に高周波温熱機器「テカール」を使ったトリートメントを実施している。今年の世界陸上ドーハ大会でもテカールトリートメントでサポートした選手がマラソンで金、銀メダルを獲得し、本大会でも好記録が期待できる。

■心身の特徴知りケアを

 -ランナーにメッセージを。

 芝地 欧米では、痛みが出れば早期に医師による超音波での診断で原因を見つけ、テカールでリハビリテーションや日々のケアを実施し、コンディショニングでけがをしない身体を作るようにしている。日本は欧米よりも少し後れを取っており、その啓発に努めているところだ。また、一般のランナーは、痛みがあるにも関わらず、目標を達成しようと無理をしすぎて状態を悪化させる傾向にある。

 楽しみで始めたマラソンをけがで断念することがないよう、自身の性格と身体の特徴を知り、けがの予防と対応を適切に行うことで、生涯健康で走り続けてほしい。

2019/10/17

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