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2時間27分39秒の大会新記録で女子の頂点に立ち、両手を広げてフィニッシュする山口遥(撮影・斎藤雅志)
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2時間27分39秒の大会新記録で女子の頂点に立ち、両手を広げてフィニッシュする山口遥(撮影・斎藤雅志)

2時間27分39秒の大会新記録で女子の頂点に立ち、両手を広げてフィニッシュする山口遥(撮影・斎藤雅志)

2時間27分39秒の大会新記録で女子の頂点に立ち、両手を広げてフィニッシュする山口遥(撮影・斎藤雅志)

 第9回神戸マラソン(神戸新聞社など共催)は17日、神戸市役所前をスタート、神戸・ポートアイランドの市民広場付近をフィニッシュする42・195キロのコースで行われ、女子は山口遥(AC・KITA)が2時間27分39秒で初優勝した。女子の2時間30分切りは大会史上初だった。

 兼重志帆(Grlab関東)が2時間31分56秒で日本人2番手の5位、大樽瑞葉(メモリード、川西北陵高-神院大出)が2時間42分53秒で日本人3番手の10位だった。

(スタート時の天候=晴れ、気温16・5度、湿度75%、南南東の風0・3メートル)

 秋晴れに映える、さわやかなブルーのユニホームがトップでフィニッシュした。女子は山口が自己記録を6分以上も更新して頂点に。男女を通じ日本人の優勝は4年ぶり、初の神戸マラソンながら大会記録も塗り替えた。進境著しい女王は「気持ちが乗っていた。(優勝を)狙うと決めていた」と白い歯をのぞかせた。

 序盤から男子に混じって引っ張り、後続を突き放した。「きつくなり、逃げなきゃまずいと思った」という35キロ以降も、最終盤の好記録者が対象の「ラストスパートチャレンジ賞」に輝く粘りを見せた。

 横浜市在住。「走者の付き添い役だった」という玉川大時代や主婦業に専念した5年間を経て、「楽しく走ろう」と加入したクラブチームで開花した。2月に2時間36分台で頂点に立った別府大分毎日マラソンの記録を、3月の東京マラソンで3分以上更新。そして今回と、着実に成長を続ける。今後も2週間後にシンガポール、12月上旬に奈良と、驚異のペースでレースに臨む予定だ。

 師事するコーチのつながりで日本ブラインドマラソン協会の活動に加わり、東京パラリンピック出場を目指す盲目ランナーらの伴走や合宿のサポートに携わる。「記録を残すことで、盲目ランナーや伴走者が奮い立ってくれれば」。遅咲きの32歳の思いは尽きない。

(長江優咲)

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2019/11/17

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