旦旦的廿年(タンタンの20年)

多くの人を夢中にさせ、勇気づけてきたタンタン。何がそんなに人を引きつけるのか。神戸で過ごした20年を振り返る。
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タンタンの好物は言うまでもなく新鮮な竹だ。 神戸市北区淡河町産の竹が、タンタンの胃袋をつかんで離さ ...

問題。国内最高齢のジャイアントパンダは? 答えは「タンタン」だ。 2月、アドベンチャーワールド(和 ...

2月11日、王子動物園の公式ツイッターに動画と一緒に投稿されたこの短いツイートに、1万件以上の「いいね」がついた。 ...

中国返還が決まってから、神戸で3度目の年越しを果たしたタンタン。久しぶりのシリーズは年末年始の過ご ...

2000年7月16日夜、神戸市立王子動物園前に、1台のトラックが止まった。 静まりかえる園内とは対 ...

土ぼこりをあげながら、でこぼこ道を進む。 中国・四川省の空港から車で約3時間。長江の支流をいくつも ...

「やってみるか」 1997年の秋、神戸市の建設局長は言った。「え、いいんですか?」。 ...

2020年7月に予定されていた中国への返還が延び延びになり、昨年も9月16日の誕生日を神戸で迎えたタンタン。 ...

タンタンにはかつて「興興(コウコウ)」(2000年~02年)、「2代目コウコウ」(02~10年)と、2頭の伴侶がいた。 ...

2021年も暮れの12月下旬、王子動物園は中国との間で、タンタンの飼育契約を延長すると発表した。 ...

一足早いクリスマスプレゼントが届いた。そんな気持ちにさせてくれる吉報である。 タンタンの観覧が14 ...

心臓疾患と分かった春以降、トレーニング室での診察がタンタンの日課だ。当初は戸惑っていたが、次第にう ...

王子動物園から残念な知らせが届いた。 11月22日から、タンタンの観覧が当面中止になったという。 ...

「団子」なのに丸くないやん-。 15日付の当欄で「パンダ団子が数年ぶりに復活」と報じたところ、社内 ...

きょうはタンタン26歳の誕生日。 コロナ禍はつらいことばかりだが、タンタンの帰国を足止めした、とい ...

「パンダ団子が数年ぶりに復活!」。王子動物園新聞、でもあれば堂々と1面を飾ったであろうニュースを控えめにお伝えします。 ...

タンタンには元々、手頃な石やニンジン、タケを抱きしめる行動が見られた。胸にぎゅっと抱いて離さず、動かない。 ...

赤ちゃんが死んでからすぐ、王子動物園は「来年こそは」と前を向いた。赤ちゃんを悼む献花台には多くの市民が訪れた。 ...

タンタンには今年、発情の兆候がなかった。昨年まではあったらしい。今年も例年通り食欲がなくなったから ...

タンタンに心臓疾患の疑いありと4月19日、王子動物園が発表した。精密検査の結果、30日には「不整脈 ...

前回に続き、タンタンの「ハズバンダリートレーニング」を紹介したい。日々の健診を嫌がらずに受けるため ...

パンダ舎の一番奥に、トレーニング用の一室があった。大きなおりや注射器、レントゲンの機材が置いてある。 ...

2021年が明けました。コロナ禍の結果、まさかの“神戸越年”を果たしたタンタン。 ...

前回、うわさのタンタンとついに対面を果たした。そのとき驚いたのは、カメラを持つ人の多さ。 ...

「タンタン、取材してみる?」 10月中旬、先輩に声を掛けられた。長野県出身、入社1年目の23歳。 ...

木の陰、岩の陰から、ちらり。来園者に背中を向けてご飯を食べたり、昼寝をしたり。 ファンの間で「恥ず ...

不安は的中した。 16日はタンタンの25歳の誕生日。貸与期限が7月に切れ、本当ならふるさとの中国で迎えるはずだった。 ...

どんな味がするのだろう? いつもおいしそうに竹を食べるタンタンを見るうちに、素朴な疑問が湧いた。 ...

食事の時間は1日に6回。目の前に主食の竹を置かれると、本当においしそうによく食べる。 ...

うれしい知らせだ。 ふるさと中国への帰国のめどが立たない中、今年も神戸で記念すべき日を迎えることが決定的になった。 ...

王子動物園が世界から称賛された20年間にわたる行動研究。この研究は、タンタンの「妊活」にとって重要な意味があった。

タンタンに関する38本の論文のうち、世界中のジャイアントパンダ研究者たちを「素晴らしい」とうならせた研究がある。

タンタンファンから、あるうわさを聞いた。 「パンダ舎にはDJ警備員がいる」 「DJ○○」と言えば、

7月初旬。朝の爽やかな風を浴びながら、タンタンが右手(前足)で器用に竹の葉を食べている。

きゃぁ~、おにぎりみた~い! 後ろ姿に歓声が上がる。こんな動物も珍しい。 タンタンは、その丸い背中

中国の高山地帯に分布するジャイアントパンダにとって、神戸の夏は暑い。 王子動物園のほぼ真ん中にあるパンダ舎。

むしゃむしゃと、大好きな竹を頬張る。ひたすら食べ続け、腹いっぱいになるとだらしない格好でごろり。