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スクープラボ

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う学校休校をテーマに、神戸新聞社が双方向型報道「スクープラボ」で行ったアンケートの回答について、内容を2回に分けて詳報する。今回は、質問【1】「休校の長期化で困っていることや悩み」への主な回答を紹介する。(まとめ・太中麻美)

 兵庫県内の小中学校や高校は3月上旬から休校中。アンケートは4月18~20日、無料通信アプリLINE(ライン)で実施し、3項目について自由記述で、1013人から回答を得た。

 質問【1】では、学習の遅れへの心配が約5割だった。

 「子どもの学習の遅れが一番気になる。自宅学習だと誘惑が多い。集中力が切れやすく勉強の質も低下していると感じる」と答えたのは尼崎市の主婦(39)。神戸市の主婦(39)も「家庭学習では限界がある。身に付いているかも疑問」と懸念する。

 受験を控えた学年では特に不安が大きかった。

 神戸市の主婦(46)は「息子が中学3年。高校受験に成績がどう反映されるのか気になる」。神戸市の50代の会社員は「中学受験と大学受験の子どもがいる。塾も休みだし」と戸惑う。

 小学校に入学したが、登校していないため実感がないという悩みも届いた。

 高砂市の会社員(34)は勉強について「何をどう教えていいのか分からない。とりあえずひらがなと足し算、引き算、時計の読み方を教えたい」。芦屋市の主婦(42)は「新1年生なのに学校に通う楽しさをまだ味わえていない」と焦る。

 健康や生活リズムの乱れを案じる声も目立った。

 神戸市灘区の主婦(50)は「(子どもが)友達とオンラインゲームやチャットをする時間が増えている。直接会えないので交流も大切だけど、生活が不規則になりそう」。伊丹市の主婦(59)は同居する小学2年の孫娘が「外出できず、テレビやユーチューブ、ゲームに偏りがち」と悩む。

 教職員も先が見通せない状況に不安を募らせている。

 神戸市の小学校教諭(46)は「年度内にカリキュラムを終えられるのだろうか」と心配する。同市の中学校教諭(61)は「担任が生徒との関係を築けていない。中学校の教師は生徒やその家族を支えているケースも多く気になっている」。加古川市の50代の小学校教諭も「生徒や家庭と双方向のコミュニケーションが取れていない。必要を感じている」と本音をつづった。

■学力向上アドバイザー・陰山英男さんのアドバイス

 ユーチューブやテレビをある程度見てしまうのは仕方がない。どうせなら科学的な内容や教育コンテンツを親子で楽しんでみては。学習は午前中に集中し、午後は読書に充てるなどめりはりをつけて取り組んで。

     ◇     ◇

 神戸新聞社は、読者の投稿や情報提供を基に取材を進める双方向型報道「スクープラボ」を始めました。身近な疑問や困りごとから、自治体や企業の不正告発まで、あなたの「調べてほしい」ことをお寄せください。LINEで友だち登録(無料)した後に投稿できます。皆さんと一緒に「スクープ」を生み出す場。ご参加をお待ちしています。

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

2020/4/28

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