風景を読む

阪神高速の高架の向こうに近代建築群が広がる。そばに寄ると貿易で発展してきた神戸の息吹が感じられる=神戸市中央区
■渦巻く熱気の記憶刻んで
大蔵省(現財務省)国際金融局長、財務官、IMF(国際通貨基金)副専務理事など激動期の通貨政策を担当した加藤隆俊(79)が大切にしているのが若き日の神戸税関長時代の思い出だ。就任は1989(平成元)年6月、48歳のときだ。30年ぶりに話を聞くと懐かしそうに話し始めた。
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